相続税の申告が必要? ~申告要否の簡易判定シート~
2015年1月7日
平成 27 年 1 月 1 日以後の相続開始分から、相続税の計算について改正が行われています。 中でも、基礎控除額が引下げられたことにより、相続税の課税の対象となる方が増加します。
基礎控除額
改正前(~平成 26 年 12 月 31 日)
5,000 万円+(1,000 万円×法定相続人の数)
↓
改正後(平成 27 年 1 月 1 日~)
3,000 万円+(600 万円×法定相続人の数)
例えば法定相続人が配偶者と子2人であった場合、これまで遺産額(相続税の課税価格)が 8,000万円を超えなければ相続税は生じなかったのですが、改正後は 4,800 万円を超えると生じること になります。
そこで、相続税の申告が必要か否かの判断の目安として、「~申告要否の簡易判定シート(平成27 年分用)~」が、国税庁 HP にて掲載されました。 同時に掲載された「相続税のあらまし」と併せて、一度検討してみるのも良いかと思います。
国税庁 HP
http://www.nta.go.jp/souzoku-tokushu/souzoku-aramashi.htm